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レッドデッドリデンプション2・ガチのおすすめサバイバルゲーだった。感想、評価・できる事まとめ

GTA5の会社(ロックスター)から遂に発売された今年最大のオープンワールドアドベンチャー、レッドデッドリデンプション2。

開拓時代の終わりを告げつつある1899年、主人公アーサー・モーガンを操作するプレイヤーはダッチ・ギャング団の一味となり的組織や保安官との抗争、強奪や狩りによるサバイバルなど、様々なドラマと西部劇ライフを送ることになる。

今回はそんな今年一番の注目ソフト、レッドデッドリデンプション2(RDR2)のオススメやできる事、感想、評価のポイントを書いていく。



レッドデッドリデンプション2の評価ポイント

 

世界最大級のゲーム会社が送るこのゲームは、前作から約7年の開発年月や2000ページにも及ぶ脚本(メインストーリーのみで)など、ゲームとは思えない開発規模と言うこともあり、発売前から話題を呼んだ。

この作品の凄いポイントを一旦箇条書きでまとめると、

・ゲームとは思えない大規模な開発
・前作のマップがそのまま収録(これでまだマップ全体の3分の1程)
・92GBにも及ぶ大容量(ディスク二枚組)
・海外平均メタスコア97点獲得
・西部時代をそのまま再現した広大なオープンワールド
・進化した自由な生活
・抗争激だけでなく、山でガチサバイバルなども可能

など、例を挙げたら本当にキリがない。

最近では三日間での売り上げが全世界で800億円以上との情報も出ている程だ。

そして次の章では、この作品の一押しポイントと僕の感想を綴っていく。

レッドデッドリデンプション2で出来る事

 

冒頭でもお伝えしたように、このゲームの最大の売りは西部開拓時代をそのまま再現し、日常では味わえない様々な行動がゲーム内で可能なことだ。

NPCを助けて名声を上げ、街のヒーローになる事も出来るが、逆に強盗強奪、喧嘩に明け暮れて指名手配となり保安官と争う日々を送ることも出来る。

まさにプレイヤーの選択次第で街の人の行動や雰囲気が大きく変わってしまう。

ここではレッドデッドリデンプション2内において、どのような事が出来るのかを説明していく。

① メインミッション

 

RDR2の物語は、拠点にいる仲間に話しかけてメインミッションを受ける事により進行する。

後にも記述するが、このメインミッションが一番お金を稼ぐには効果的であり、また自身のギャング団の拠点を強化していく為にも必要不可欠ともいえる。

そしてこのメインミッションがなかなか熱い

単に強盗や略奪を繰り返すだけでなく、しっかりとしたファミリーの絆や友情なども描いており、ゴッドファーザーなどの映画が好きな人には堪らない内容となっている。

ちなみにこのRDR2は、前作レッドデッドリデンプション1の少し前の世界を再現しており、前作の主人公なども登場する。

なので前作の結末を知っている人にとっては、RDR2のギャング団を見る目も違ってくるだろう。

もし前作の結末を知りたい方は他のネタバレサイトをみて頂きたい。

② 列車強盗

 

皆さんも映画などで一度は見たことがあるだろう光景、列車強盗だ。

もちろん西部劇の世界を描いた今作では列車強盗により金品を得る事が可能だ。

冒頭のミッションでプレイヤーは必ずこのミッションを体験する事になるのだが、その後も何回でも強奪可能だ。もちろんそれに伴い手配度も上がり、追われる身となる事もしばしば。

ゲーム内での決断はくれぐれも慎重に行って頂きたい。

③ 山でガチサバイバル

 

このゲームで一番驚かされたのは、このサバイバル要素だ

自分のギャング一味の為に動物を狩り、食料にしたり毛皮を入手して売買する事も出来る。

また旅の途中でキャンプを張り、取った肉を調理して食べる事も可能だ。

RDR2はマップが広大だと書いたが、その大半が森や山、川、荒野など自然に覆われた地域で構成されている。

その為、狩をする機会は非常に多く、プレイヤーにとってもはやサバイバルは日常茶飯事と言えるだろう。

また時には、熊やワニなどの危険な野生生物と出くわす事もあり、緊張感が張り詰めたスリル満点のサバイバル生活を体験できるだろう。

④ 賞金首狩り

 

ストーリーを進める為にはお金を稼ぎ、拠点を強化していかなければならない。

しかし、あらゆるゲームの序盤は金欠が付きまとうのがセオリー。

そのお金不足を補えるのが、この賞金首狩りだ。

街の保安官から賞金首の情報を得て捜索が開始するのだが、ターゲット一人ひとりに犯罪を犯した背景や心境などが細かく描かれており、メインストーリーに負けず劣らずの展開を楽しめる。

場合によっては生け捕りなどの条件付きでミッションに挑む時もあるが、様々なシチュエーションを体験できる為、非常に面白い仕上がりとなっている。

⑤ ギャング団の拠点強化

 

今作の特徴として拠点システムが挙げられる。

主人公の所属するギャング団は丘の上に設営された拠点を中心に活動していくのだが、この拠点がゲームを進める上でかなり重要な役割を担っている

例えばオープンワールドで必須のファストトラベルなんかも拠点を強化しなければ行えない。

さらに主人公はギャング団にお金を収めたり、狩りで得た食料などを寄付して、彼らを養わなければならない。

しかし、拠点を強化していく事でプレイヤーにも多くのメリットが得られる仕組みになっており、革加工やバッグの容量の増設など様々な恩恵を受ける事が出来る。

最初はこの拠点システムに不安を描いていたが、慣れてくると自分の街を作っているかのようなワクワクと達成感が湧き出てくる。

僕にとってこの拠点システムは意外と楽しめる要素の一つだ。



⑥ 武器のカスタマイズと服

 

RDR2のメイン武器はもちろん拳銃が主流なのだが、西部時代を匂わせる長細いショットガンやリボルバーなど、ゲームの雰囲気にマッチしたユニークな武器が多数登場する。

もちろんそれらを街の拳銃ショップで強化したり、自分で精度が落ちないように手入れしたりする事もできる。

さらには狩りなどで活躍する弓やナイフ、敵を縛り上げる投縄、指名手配を避ける為のマスクなど、よりリアルなアクション性と世界観を追求した武器で溢れている。

他にも細かく作り込まれた服や帽子なども雰囲気作りにはとても効果的だ。

⑦ 新要素の基本体力とスタミナ、デッドアイ

 

今回は従来の体力とスタミナとは別に基本体力と基本スタミナが存在する。

手っ取り早く説明すると、基本体力が減れば減るほど敵からダメージを受けた時の自動回復が遅くなるというもの。

最悪基本体力の不足で死亡するケースもあるので、こまめに食事を取ったり、睡眠などで基本ステータスを回復する必要がある。

もう一つの面白い機能が、デッドアイ機能だ。

敵との撃ち合いの最中に発動すると、周囲がスローモーションになり、敵に素早く複数の照準を合わせる事ができる。

そしてスローモーションが終ると同時に、合わせた照準へ早撃ちが可能となる仕組みだ。

ガンマン気分を味わうには最高の仕様となっている。

RDRシリーズの面白いアクション要素の一つなので、是非使ってみてほしい。

⑧ 西部の雰囲気漂う音楽と圧巻のグラフィック

 

ゲーム内で出来る事とは少々ズレる内容だが、折角なので音楽とグラフィックについても触れておきたい。

多くのゲームにおいて音楽は非常に重要な役割を担っているが、RDR2の音楽はその世界観と見事にマッチしており、現実を忘れてゲームに没頭できる要素の1つである事は間違いない。

敵と争いになった時や、見てはいけないもの(ホラー系)を発見した時などに流れるBGMなど、細かい所まで音楽へのこだわりを見せている。

またグラフィックも超圧巻の仕上がりとなっており、PS4の最先端の出来となっている。

雨に濡れた服や、戦闘で傷ついた衣装、登場人物達の顔、地面のリアリティ、動きの滑らかさ、など挙げたらキリがない。

その進化したゲームを是非とも自分でプレイして感じて頂きたい。

RDR2のマイナス評価とデメリット

 

全体的に完成度の高い作品となった今作だが、問題点もいくつかある。

その1つは✕ボタン連打によるダッシュだろう。

プレイヤーは走ったり、馬での移動する時も常に✕ボタンを連打してスピードを上げなければならない。

これが予想以上にストレスで、終いには連打のしすぎで親指が痛くなってしまった。

しかし別売りのプロコントローラーがあればかなり楽になるので、一度試して頂きたい。

様々な箇所にボタン配置を自由に決められるこのコントローラーは、RDR2をストレスフリーでプレイするのに大変向いているだろう。

チュートリアルが長い

 

本作のチュートリアルは序盤の物語と同時進行で進む。

しかし、その序盤のストーリー(チュートリアル)が役割2時間近くはあろうボリュームで、さらにその間は自由にマップを行き来することも不可能だ。

ストーリーの流れ的に仕方無い部分もあるが、チュートリアルでゲームを辞めてしまう人も多い現在ではデメリットとなる要因の一つだと感じた。

ファストトラベルが出来ない

 

ファストトラベルが出来ないと言うと少し語弊があり、正確には拠点を強化しなければ開放されない仕組みとなっている。

広大なフィールドを馬で駆け巡るのも確かに楽しいが、流石にファストトラベルなしだとキツイのがオープンワールドゲームだ。

また、ファストトラベルを開放しても、移動できるのはキャンプか宿泊施設からのみとなっている。

これをメリット、デメリットと取るかは人それぞれだが、僕は移動に少々不便さを感じた。



レッドデッドリデンプション評価まとめ

 

デメリットもいくつか挙げたが、それをも軽く上回る進化したゲーム性を持った今作は、買う価値は非常に高いと感じる。

世界各国や日本国内でも非常に高い評価を得ており、日本でも初週売上で1位を獲得している。

また、11月にはレッドデッドリデンプション・オンラインがサービス開始となる為、まだまだ注目度は高く、GTA5の様に長く遊べることは間違いない。

この機会に是非プレイして頂きたい。

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