毎回異なる舞台やとステルスアクションを楽しめるアサクリシリーズ。
その最新作アサシンクリードオデッセイが近年稀に見るアクションRPGとしての完成度を誇っている事をご存知でしょうか。
今回はそんな超広大なマップやスカイリム、ウィッチャー3などに似たようなゲーム性を持つ「アサシンクリードオデッセイ」の魅力やプレイした感想などをご紹介していきます。
目次
アサシンクリードオデッセイのおすすめと比較
ご存知の方も多いかもしれませんが、アサシンクリードシリーズは前作「オリジンズ」からゲームの方向性がガラリと変わりました。


具体的にオリジンズとオデッセイ以前のアサクリと何が変わったのかと言うと…
・従来のシリーズとは異なる古代の世界観
・自由度の高い戦闘(後に説明)
・ウィッチャー3のような冒険RPG
・圧倒的マップの広さ
などが挙げられます。
スカイリム✕ウィッチャー3に似たオープンワールド
僕個人の感想ですが、RPGゲームとして雰囲気はなんとなくスカイリムとウィッチャー3に似ている印象です。
今回のアサシンクリードオデッセイでは最初の島を出れば基本的にどこへでも行けますし、賞金首狩りで資金を増やしたり、船で海賊行為を行ったり、完成に世界を放浪する旅に出るなんて事も可能です。


そして今回1番感激したポイントは圧倒的なマップの広さです。
今までオープンワールドゲームは数多くプレイしてきましたが、アサシンクリードオデッセイの世界は段違いに広大で、町やそこに暮らす人々の生活など、1つ1つが丁寧に作り込まれています。




全ての土地やクエストを進行していたらリアルに終わりが見えない程のボリュームが今作のおすすめポイントの一つでもあります。
アサシンクリードオデッセイから一新されたアクション要素
先ほどもお伝えしたとおり、前作オリジンズの様々な要素を引き継いでいる今作「アサシンクリードオデッセイ」。
もちろん戦闘でも他のアサクリシリーズとは異なり、技のバリュエーションなども増え、アクションRPGとしての要素が非常に強い印象です。
今回僕が感じたアクション要素をまとめますと…
・レベルを上げるごとに技を開放できる
・正面から戦うか、ステルスで暗殺するかが選べる
・暗殺技のアンロックや剣などの武器固有の技も多数選べる
といった具合です。
僕の感覚的にはウィッチャー3プラスαな戦闘みたいです。
とはいえ、戦闘はサクサク進むので、推奨レベルまで上げての戦闘であればストレスなくプレイできます。
アサクリ伝統のステルス戦闘も可能
戦いのバリュエーションが増えたと言っても、アサシンクリードシリーズ伝統のステルス戦闘ももちろん引き継がれています。


アサシンクリードオデッセイでは、今までの同シリーズの戦闘要素を削るのではなく、ステルスにプラスαとして他のアクション要素が増えた印象です。
個人的に感じたオデッセイの戦闘難易度
僕が感じたアサシンクリードオデッセイのゲーム性として、ストーリーを進める上ではとにかくレベルが重要と言うこと。
例えば、レベルが高い相手にゴリ押しの戦闘はほぼ無理です。
レベルが数個上の相手で2〜3人ならまだどうにか対応できますが、5〜ぐらいレベルが離れていると単体で戦っても負けます。
また、武器や防具もプレイヤーのレベルによって装備できるかが決まりますので、低レベルだとそもそもプレイヤーの防御力や攻撃力を上げる事ができないのです。
アサシンクリードデッセイは装備の種類が豊富なRPG
レベルによって装備できる防具や武器は決まってはいますが、種類がかなり豊富なこともオデッセイをおすすめする一つのポイントになってきます。
アサシンクリードオデッセイの装備品の特徴は下記の通りです。
・一つ一つ見た目が違うので装備によって旅の雰囲気が変わる
・装備品毎に付加効果がついている
(攻撃力アップや弓の威力アップなど)
・お気に入りの装備は強化して使い回せる
・装備品を分解してアイテムに変える事もできる
などが挙げられますが、先ほども書いた通りレベルによって装備できるアイテムがあらかじめ決まっているので、レベル上げも必須になります。


アサシンクリードオデッセイのストーリークエストについて
古代ギリシャが舞台のオープンワールドRPGという肩書きだけでも異例の今作「オデッセイ」
そのストーリーもまた他のRPGに引けを取らないぐらい面白い仕上がりです。
ひとまず今作のストーリーの特徴をまとめますと
・ギリシャ神話にちなんだクエストも多数
・プレイヤーの選択で変わるクエストの結末
・実在した町、人物が出てくる
など「古代ギリシャ」といった要素が、いい意味でストーリーにも非常に強い影響を及ぼしている印象です。
ケファロニア島から始まるメインストーリー
アサシンクリードオデッセイの物語はケファロニア島とよばれる島からスタートします。(この島は現実世界でも、今現在ギリシャに存在します)
ざっくり話すと、主人公は陰謀に巻き込まれる形で島を出て、家族を探す旅へと向かいます。
そしてプレイヤーは主人公の過去を要所要所で追体験し、彼らの船団の乗組員や現実でも実在した人物らを仲間に、古代ギリシャの世界を大冒険する旅へと出るのです。




サブストーリーとDLCでさらに広がる世界観
サブストーリーも1つ1つ丁寧に作り込まれている印象ですね。
アサシンクリードオデッセイの世界では、人々の間でギリシャ神話や神々の存在を信じる人も多く、それにちなんだサブクエストも多いです。
中には、善人になるか、悪人としてクエストを完遂するかを選択する場面もあるので、プレイヤーの選択によって結末の変わるクエストも存在します。
さらにDLCでは、あの「アトランティス文明」や「神々の王ゼウス」なども実際に登場するので、神話の世界をRPGとしてプレイできると言っても過言ではありません。


ちなみにこの記事とは少し関係がないのですが、以前このサイトでアトランティス文明についての紹介記事も書いていますので、興味のある方はそちらもどうぞ!
アサシンクリードオデッセイの登場人物と神話的要素
先ほどもご紹介した通り、現実と神話をうまい具合でミックスさせたアサシンクリードオデッセイですが、古代の歴史や神話に興味を持つと言った意味でも非常に楽しんでプレイできるでしょう。
例えば今作には歴史上実在した以下の人物達がでてきます。
・英雄レオニダス
・歴史の父ヘロドトス
・ソクラテス
さらに神話的な要素としては以下の生物やキャラクター、場所、敵などが登場します。
・アトランティス文明
・ポセイドン
・ミノタウロスなどの伝説上の怪物
・翼の生えたペガサス(騎乗可能)
・かつて来たりし者(後に詳しく)
など、これらの要素が好きな人ほどおすすめです。
都市伝説チックなアサクリシリーズとの関係
アサシンクリードオデッセイと過去作を結びつける事が出来る「かつて来たりし者」という話をご紹介します。
※少し長いので興味のない方は飛ばしてもらって大丈夫です。
遥か昔に地球にやってきたとされる古代人「かつて来たりし者」。
彼らは過去のアサシンクリードシリーズにも登場しており、高度な能力を保有し、「エデンのかけら」を開発。
彼らはこの力を用いて人類を創造したと言われています。
そしてエデンのかけらによって生み出された人類は彼らの労働力として支配されたのだとか。
この「かつて来たりし者」と「エデンのかけらは」過去作の現代編まで引き継がれる超重要キーワードでしたが、今回のオデッセイにも似た話ができます。
オデッセイの場合は、高度な能力で超古代文明を築いた者が創り出した場所に行くことになるのですが、このような過去作との繋がりを想像させるような話も大変面白いです。
ちなみにアサクリはゲーム中に都市伝説チックな話もあるので、そこも個人的にはめちゃくちゃ好きですね(笑)
アサシン クリード エッセンシャルガイド [ ユービーアイ ソフト ]
アサシンクリードオデッセイはシステムがかなりおすすめ
話がかなり脱線しましたが、ここからはアサシンクリードオデッセイのシステム面というか、個人的に関心した部分のご紹介です。
まずオデッセイではプレイヤーのストレスを減らすべく、以下のような特徴が見て取れます。
・鷹を操作して上空から敵を確認
・目的地へオートラン/もしくはファストトラベル
・基本的にどの壁、崖でもよじ登れる
・崖から落下などの事故がない(オートで止まる)
・闘技場でバトル
・男女どちらかの主人公を選べる
など、操作面においてかなり遊びやすい仕様になっています。
男女どちらかの主人公を選べる
アサシンクリードオデッセイから初の試みともなる男女どちらかの主人公の選択システム。
この手の選択をするRPGはストーリー上、ドラクエみたいに主人公が喋らなかったり、名前で呼ばれる事すらない時もありますが、オデッセイの場合は一味違います。
作り込まれた表情、臨場感を際立たせる音声、主人公のバックグラウンドなど、男女どちらを選んだとしても他のRPGと遜色ないぐらいクオリティーの高い出来栄えです。
主人公を分けた事に関してはデメリットなどを感じることは全くなく、むしろ2周目の楽しみが増えるのでプラスに働いていると感じます。
アサシンクリードシリーズ伝統のフリーラン
アサシンクリードシリーズではもはや伝統ですが、ゼルダの伝説ブレスオブザワイルドのように崖や建物によじ登る事が可能です。
古代ギリシャは平地が少なく、高低差のある土地が比較的多いので、崖のクライミングは非常に便利ですね。




またアサシンクリードシリーズをプレイした事のある方ならご存知かもしれませんが、このシステムにより暗殺や潜入の幅もかなり広がり、様々な戦略が建てられます。
今作のデメリットは建物の低さ
しかし、今回は古代ギリシャが舞台と言う事で、アサシンクリード2の様に「圧倒的に高い建物」などはそれほど無いです。
これも当時の世界観を表現しているので、仕方ないとは思いますが、フリーランに物足りなさを感じる人もいるかもしれません。
アサクリオデッセイのおすすめ・まとめ
以上がアサシンクリードオデッセイのご紹介と感想でした。
個人的な感覚では最近遊んだゲームの中ではトゥームレイダーと並んで結構ハマってます(笑)
こちらはPCでもPS4でもリリースされていますので、この機会に是非一度遊んでみてはいかがでしょうか!