パワースポット

赤城山に眠る「御神水」の謎を現地調査してきた 赤城公園から300メートル下ると…

皆さん、群馬県にある神秘的な山「赤城山」をご存知だろうか?

都心からのアクセスも良好なこの山は、毎年多くの登山者が訪れる他、かつては山岳信仰の対象ともなっていた歴史のある山として知られている。

そんな赤城山に「御神水」と呼ばれ、「無病息災」の効果がある神聖な湧水があると言うのだ。

今回はそんな赤城山に眠る「御神水」を現地調査してきたので、その謎と神秘をここでご紹介していこうと思う。



県立赤城公園は自然の宝庫

 

群馬県のほぼ中央に位置している、この赤城山。

以前の記事では、この「赤城山」と栃木県の「男体山」の神々が争った末に出来たと語り継がれている広大な湿原・戦場ヶ原についてもご紹介しました。

日光戦場ヶ原と小田代原のおすすめハイキングコースをご紹介:伝説の残る大絶景へアクセス

そして今回私が訪れた場所は、その山頂にそびえる「赤城公園」だ。

車でもアクセス可能なこの赤城公園の近くには、完全無料の県営赤城山キャンプ場や、湖「大沼」なども見所の一つとして知られている。

赤城山の御神水とは

 

そして今回、偶然にも現地で情報を得ることが出来た赤城山に眠る「御神水」。

かつて赤城山は山岳信仰の対象となっていたらしく、現在でも村人の間ではその信仰が続いているのだとか。

そんな赤城山に流れるとされる御神水は、その水で体を清めると無病息災の効果があるとまで言われており、多くの人々がこの水を持って帰っているのと言われている。

赤城山 御神水

赤城公園から御神水へ出発

 

そんな御神水は赤城公園から300メートルほど下った場所に位置しているらしく、自称都市伝説ハンターとして現地調査を決行することにした。

前日に県営赤城山キャンプ場でテント泊をした為、出発地点となる赤城公園へは数十分で到着する事が出来た。

赤城公園 周辺

地元の方から情報を入手し、

「たったの300メートル歩くだけで無病息災になれる」

そんな軽い気持ちで赤城公園を出発した。

御神山山頂→御神水へは険しい石階段が…

 

赤城公園をスタートして10秒後、御神水ルートへの入り口に来たのだが…

赤城山 御神水

「帰ろう」

真面目にこんな言葉が出てるぐらい、急な石階段が待ち受けているのだ。

赤城山 御神水

写真では伝わりにくいかもしれないが、石階段のその道は所々砕けており、少しでも油断すると転落するのではないかと不安に駆られる造りだ。

さらに先日の台風の影響により、所々木や電柱が倒壊している様子も伺えた。

赤城山 御神水

赤城公園へはかつてロープウェイが通っていた

 

そんな文句を垂れながら何とか道を下っていくのだが、頭のネジがぶっ飛んだ様なルートを通る人は当然少なく、我々(2人)ともう一人の登山者だけだった。

その登山者いわく、素人には少し険しい道の為、途中で帰る人もいるのだとか。

赤城山 御神水

確かに帰りを想像したときの方が怖い…

また、ここには以前ロープウェイが通っていたらしいのだが、別の交通機関がさかえた為、次第に過疎化していき、最終的には廃線になったとだとか。

赤城山 ロープウェイ

ここではそんなロープウェイの切ない痕跡を垣間みる事が出来るのだ。



赤城山の御神水に到着

 

そしてようやく御神水にも近づいてきた。

手すり付きの鉄パイプを渡り、軽い岩道を降ったその先は…

赤城山 御神水
赤城山 御神水

ついに楽園に到着した。

「いや、小屋かよ」

というツッコミは一先ず置いといて、早速赤城山の「御神水」で喉を潤す事にした。

赤城山 御神水

味は言うまでもなく新鮮その物で、甘さや塩気も全く無い、まさに自然の水だ。 

山下りの疲れもあるが、この新鮮さに「無病息災」の効果があると言っても信じてしまうほど、喉を潤す水であったと感じた。

赤城山の由来と御神水の伝説

 

そしてそんな赤城山の御神水エリアにて、ひとつ面白い伝説を発見した。

赤城山 由来

この内容は「赤城山」と「御神水」を歴史的観点から紐解いたものだ。

この看板をざっと要約すると以下の通りだ。

・古い地名に使われている「あか」という言葉は、色の「あか」ではなく、「みず」という意味があると伝えられている

・かつて天皇に捧げられる水も「あか」と呼ばれていた

・源氏物語でも「みず」を「あか」と呼んでいた

・かつての中国では、仏や位の高い人などに差し出す水を「あか」と呼んでいた

・遠く離れた地・栃木県佐野市赤見の地名も水に由来している

・赤倉、赤堀という地名も「みず」から来ている

・この「赤城」も仏や位の高い人に献上する水(功徳水)が湧き出していたらしく、また「城」という文字は「うつわ」「かこい」「さく」などと言う意味と解釈できるのだとか。

つまり「赤」と言う言葉は「水」といった言葉として使われており、「城」は「器」を示す。

「赤城」=「水の器」という名前の由来があるとする説が書かれているのだ。

赤城山・御神水の謎まとめ

 

いつもの癖で神話じみた話にに盛り上がってしまったが、赤城山の御神水の効果が本当かどうかは実際の所、定かではない。

しかし不思議な事に、限界間近のプルップルになっていた体の筋肉は、翌日もその次の日も筋肉痛になる事はなかった。

本来なら全身に痛みを感じて、翌日は気怠いはずの運動量であったが、ホントに何事も無く今に至るのだ。

これには赤城山へ同行した友人も驚いており、もしかしたら「赤城山の御神水」は本当に「無病息災」のご利益があるのかもしれないと、体感せざるを得ない出来事だった。

赤城山 御神水

この世にはまだまだ言葉では説明できない事が多く存在する。

だからこそ世の中は面白いと思う今日この頃であった。

追記:

赤城山 御神水

なんとなく予想はしていたが、帰り道で全てを後悔する事になった私の遅い夏休みでした。

おわり

赤城公園と御神水へのアクセス

 

車:新宿から「関越自動車道」経由 2 時間 23 分 (150.4 km)

バス:前橋駅から直通バス→赤城公園ビジターセンター→徒歩7分で赤城公園に到着

※土日祝日の場合は1日5往復半運行の直通バス
 大人3200円・子供1600円の赤城山線1日フリー乗車券あり




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