どうも、MSYです。
皆さん、ネットで1番数字を持っているライター「ヨッピー」をご存知だろうか?
30代のおじさんライターだが、その型破りな企画と記事でネットで非常に人気のあるライターとして知られています。
少し例を挙げると、
・国会議事堂の前で○○○○
・三輪車で都内一周
・千葉市長とシムシティで対決
など、凄まじい企画力とユーモアのある記事で読者を魅了し続けている。
そんなヨッピー氏が自身で書いた本を出版している。
ブックオフで購入した為、本人に印税が入らないのが少し申し訳ないが、今回はそんなヨッピー氏の著書「明日クビになっても大丈夫!」の感想とレビューを書いていこうと思う!
ライター志望にこそ読んでほしいヨッピーの本
この本では日本トップレベルのwebライターがどのようにしてwebで生計を立てられるようになったのかに加え、現在の環境、今仕事を辞めて独立しようか悩んでいる人へのアドバイスなども数多く盛り込まれている。
本の題名から一般人感覚の仕事に関する書籍の様にも見えるが、根幹には彼の体験談やフリーランス、ライター業界を生き残るノウハウなども多く見受けられた。
他にも会社員時代の矛盾に満ちた日々の苦悩やそれでもオモコロ(ネットメディア)で数千円程度のギャラで記事を書き続けた理由なども赤裸々に語られている。
この本に書かれている内容は今の僕と重なって見える点がいくつかあり、参考になる助言なども結構書かれていた。
例えば会社員で時間のない中でのライターとして記事制作、社会で今なお受け継がれている矛盾や効率の悪さ、ライター業界の競争を上手い具合に避けて空いているポジション(誰もやっていない分野)をどう確立するかなど、僕だけでなく現役のライターにも役立つ情報やテクニックが満載に載っている。
もちろん一般の方にもメリットになるような内容とあり、好きな事の探し方や情報発信の価値、仕事のやめ方など一般人目線に立った丁寧に説明されていた。
意外と知らなかった︙ヨッピーの信念
ネットに散らばるヨッピー氏の記事を見ていると、一見ただふざけているだけのオジサンに見えてしまうだろう。
しかし、彼は意外と戦略的に記事を書いたり、webの時代を見通して紙媒体を頑なに拒んでいた事なども書かれている。
ネタバレになる為、詳細は避けるがヨッピーの意外な一面がある事に驚いた。
他にもクライアントや代理店と意見の不一致で勃発する喧嘩、彼がライター業をする上で最も大事にしている物など恐らく普段彼が書く記事では見れないような事も大胆に書かれている。
ここまで読んで思った事は、現役のライターやブロガー、もしくは今からそれらを始めようか考えている人には是非とも読んでほしいと言うこと。
元からライターとしての地位があった訳でもなく、素人同然だったヨッピー氏が歩んできた道のりや戦略などは非常に参考になると個人的には思う。
特に書籍の中で書かれていた「空いている椅子(人に勝てる事)を探す事」や「会社を辞めて独立してもいい3つの条件」「読者の奴隷になる事」などユーモアを交えて書かれている。
なのでむしろ一般の人よりもライター寄りの仕事や趣味を持っている人には役に立つだろうと感じる。
ただただ笑える、明日クビになっても大丈夫!
イルカを見たら「カワイイ!」というように訓練されているのが女性なのである
引用:明日クビになっても大丈夫
本に書かれていた事を一部引用させてもらったが、この1文が個人的にツボだった(笑)
ヨッピー氏が合コンを開いた時にイルカの写真を自慢する男性とそれに乗っかる女性に対する感想を述べていたのだが、非常に笑えた。
この本では、この様な笑える発言や偏見に満ちた様に見えるヨッピーの考えなども多く載せられている。
勿論、彼が赤字覚悟で仕事をする信念や好きな事の見つけ方、情報発信の大切さなど真面目な話も多いが、やはり時々出てくる彼の独特な言い回しや発言に笑える事がある。
それにより読むテンポも良くなり、スラスラと読み上げることができた。
特に難しい言い回しなども使っていないので、普段本を読まない人でも気軽に読む事ができるだろう。
明日クビになっても大丈夫!レビューまとめ
ヨッピーという存在は僕も知っていた。たぶん2年位前に国会議事堂前の、あの問題のネタを見たのが1番最初だったと思う。
その時彼はまだ自分の事を無職と名乗っており(後にフリーランスに変えた)、本当に変な中年ぐらいの印象を持っていたのを覚えている。
特別好きなライターという訳では無かったが、ブログを始めて何か参考になる様な本を探していた。
その時に見つけたのがこの「明日クビになっても大丈夫!」だった。
結果的に多くのノウハウを学べたと思うし、今後役に立ちそうなインプットが出来たようにも思う。
今後は自分も出来る限り読者に合わせた記事を書いていこうと思った。そして純粋に自分の好きな事を敷き詰めて行こうとも思えた。
まだまだブログを始めたばかりだが、本気でヨッピーといずれはコラボしてみたいと思えるような本でした。
以上になります!