どうも、都市伝説ハンターのMSYです。
吸血鬼と言うと中世などで恐れられたイメージがあるかもしれないが、最近の研究では吸血鬼は4000年前にも東ヨーロッパで存在したのではないか?と言う説も出て来ているそうです。
昔は吸血鬼裁判というものがあった程、吸血鬼が人々の身近な存在であったが、今ではどうだろうか?
日本ではあまり知られていないが、海外(特にルーマニアのトランシルヴァニア)では現在でも吸血鬼の存在が本当に信じられ、恐れられている。
また吸血鬼の目撃談なども多数出回っており、現在でも吸血鬼ハンターや吸血鬼狩りなどが行われている地域も世界にはあるのだとか。
今回はそんな謎に満ちた吸血鬼の事例、特徴、その全貌について書いていこうと思う。
目次
世界中で発見される吸血鬼らしき遺体
亡くなった人間が吸血鬼かどうかを見分ける一つの方法として、埋葬状態を調べる方法がある。
土地によって埋葬の仕方は変わってくるが、かつてチェコの首都プラハの東に位置する遺跡宮で発見された吸血鬼らしき遺体は、左の胴体が下になり北側を向いた状態であった。
この何がおかしいのかとと言うと、他に埋められていた死体は全て右側の胴体が下になり、さらに全員南側を向いていたのだとか。
しかもこの死体だけ離れた場所に埋められていた。
罪を犯した者への戒め行為との見解もあるが、生きた状態の時でなく、死体を戒めるのは謎の行動だ。
ちなみのこの墓地は推定4000年前のもので、もし死体が吸血鬼のものだとした、遥か昔から吸血鬼は人々の生活に関わっていた事になる。
吸血鬼は死後蘇り、人の血を吸うと言われているが、それを確信づけるような遺体も発見されている。
吸血鬼用の埋葬?世にも奇妙な遺体
他にも頭蓋骨と胴体の上に重たい石が重ねられて埋葬されていた奇妙な遺体も世界中で発見されている。
これは吸血鬼の復活を防ぐ為だと言われているが、一説では杭の代わりに石で心臓を破壊していたとの見解もあるのだとか。
冒頭でもお伝えしたように、これは心臓に杭を指して埋葬する時代よりもさらに前の時代だと考えられている要因でもあるらしい。
さらに近年、ポーランドでは吸血鬼と思われる遺骨が立て続けに発掘されている。
その遺骨は奇妙な事に口に石が入っていたり体と首が繋がってない状態だったらしく、これは吸血鬼が己の肉と服を食べて復活する特性を防ぐ為だと言われている。
もし仮に吸血鬼のようなオカルト話を抜きにしても、これらの埋葬の仕方は明らかに不自然である事は明白だ。
吸血鬼の死体は腐らない?
吸血鬼は夜な夜な棺桶から抜け出し、生きた人の血を吸うイメージを多くの人は持っているだろう。
しかし、その後棺桶へ戻った吸血鬼はどの様な状態になるのか?
ここで面白い事例を一つ紹介しよう。
ルーマニア・ブカレストにある法医学研究所によると、吸血鬼の遺体は科学的にも説明できるらしく、世にも珍しい遺体なども発見されている。
とある事例では死後、体が赤くなり膨張する遺体が確認されている。
このように死後に体の体積が増えるということは、人間の血を摂取していた可能性が高いのだとか。
膨張した遺体は後に破裂してしまう事もあり、その衝撃で棺桶に入っている手足や体の向きが変わってしまうのだと述べている。
棺桶の中の遺体の位置が変わっている事例などは、この現象によるものなのかもしれない。
しかし、もし人体に破裂により遺体の位置が変わっていたとしても、人の血を吸っていた事に関しては謎のままだ。
近年吸血鬼が実際に出没した村がある?
吸血鬼は現在でも出没状態が出ている事をご存知だろうか?
ルーマニアの首都ブカレストから200キロ程離れた小さな村・マロテヌデッスス。
2004年、この村で奇妙な事件が起きた。
この村で亡くなった男性、ぺトレトーマ。彼の死後、その家族から胸の痛みが報告され、「心臓を食べられた」と言っていたそうだ。
その後ぺトレトーマの遺体を掘り返したところ、奇妙な光景を村人は目撃した。
埋葬されたはずの遺体は髭を伸ばし、横向きに変わっていたのだとか。
その後家族は彼の心臓を燃やし、灰にして水と一緒に飲んだのだとか。
とある海外番組が真相を確かめるべくこの地にを訪れたが、村人は何故かその事件に触れるのを嫌がっていたそうです。
このように今でも吸血鬼を恐れる村は実在するのだそうです。
記録に残る吸血鬼事件/アルノルト・パウロ
1706年にオーストリアの法学者カール・フェルディナント・シェルツによって書かれた「魔術師の書物」。
アルノルト・パウルは実際に蘇り、夜な夜な妻の元へ戻って血を吸っていたのだとか。
その後不審に思った人物たちから遺体を掘り返され、吸血鬼との判断が下され、胸に杭を打たれ処刑されたと言う実録が書かれている。
フィリピンの吸血鬼伝説:マナナンガル
フィリピンに属するシキホル島で昔から伝えられている吸血鬼。
特徴は夜になると下半身を分離させ、翼の生えた上半身のみで飛行し、生き物の血を吸いに行くのだとか。
現在では、様々な目撃談がインターネットで囁かれており、画像なども出回っている。
ちなみにその容姿は絶世の美女で、世の男性を虜にしてきたのだとか
吸血鬼が実在するのか:まとめ
日本ではおとぎ話のように語られてきた吸血鬼伝説だが、その目撃談が今でも続いている。
記事でもお伝えしたように、吸血鬼を今でも本気で恐れている人々も数多く存在し、もはやオカルト話で片付けられないのも事実だ。
最近はそれらが科学的に解明されつつあるが、はたして全ての謎が解ける日は来るのでしょうか!