イギリス、イングランド南部にある超巨大彫刻を見て来ました。
ロンドンから結構離れた場所にありますが、「北の女神」と呼ばれる物凄く巨大で神秘的なオブジェクトを是非ご紹介したいと思います。
ロンドンからエンジェルオブザノースへの行き方
一般的にはロンドンからニューキャッスルという街に行き、そこからバスで移動する必要があります。
ニューカッスルの情報についてはこちらの記事をどうぞ!
僕の場合はリバプールからニューキャッスルへ向かい、一日滞在。そして翌日の早朝にエンジェルオブザノースへと向かいました。
バスの運賃は大体6ポンド(900円)ぐらいだったかと思います。
そしてバスに乗り20分ぐらいすると、イングランド最大規模の彫刻の建つ地域へと到着します。
ついにこの日が訪れました!最寄りのバス停から念願のエンジェルオブザノースへと近づいて行きます。
天才彫刻家によって建てられた北の女神「エンジェルオブザノース」
この巨大彫刻エンジェルオブザノースはイギリスの天才彫刻家アントニーゴームリーによって設計され、完成までに4年の年月を費やしました。
完成したのは1998年なので、比較的新しい彫刻です。
ちなみにこの作品でアントニーゴームリーはイギリスで最高芸術賞、ターナー賞を受賞しています。
その実績の通り近くで見ると圧巻です!
このエンジェルオブザノースという作品には3つのメッセージが込められています。
①決して注目を浴びることのなかった周辺地域の炭鉱労働者に焦点を当てる事
②エンジェルオブザノースが情報社会へと移り変わる時代の象徴に事(時代の移り変わりを表現している)
③人々の不安や希望の受け入れ先になる事
ニューカッスルを含めたこの地域は様々な問題を抱えていました。
過去に大火災が発生したり、失業率も高く街の雰囲気も暗く、現在とは全く正反対の地域でした。
エンジェルオブザノースがこの地域に建てられたのは、もしかしたらそれが理由なのかもしれません。
近くで見るとさらに圧巻のエンジェルオブザノース
遠くから見ても壮大ですが、間近で見ても素晴らしいです。
さらにこの彫刻は実際に触れることもできます。
手前で両腕を広げての記念撮影はもはや定番の様です。
さらに周りの田舎の景色とも見事にマッチしており、丘の上から見る風景も壮大です。
このエンジェルオブザノースはロンドンからはかなり離れていますが、イングランド北部に訪れるのであれば是非立ち寄って見ることをオススメします。
周りに何も無い土地にこの様な巨大彫刻が建っているだけでも驚きですが、それ以上にアートと自然の融合を肌で感じ取れるでしょう。
もしこの様なミステリアスで独特な雰囲気の観光スポットに興味がありましたら、こちらのイギリス・ストーンヘンジも合わせてどうぞ!
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