そもそもHDD(ハードディスク)とはなにか?
HDD(ハードディスク)とは、データを保存しておく事ができるパーツです。
例えばゲームのセーブデータ、仕事で作成した書類、ソフトのダウンロード先などもこのHDDとなります。
身近な物では、iPhoneのようなスマホも16GB、32GB、64GBなどのように容量によって保存できるデータが限られています。それに伴い価格も変わります。
ちなみに、他のパーツであるメモリなどもハードディスクと同じGB(ギガバイト)と表記されている為よく間違われることが多いですが、全くの別物です。ハードディスクはあくまでもデータ保存が目的です。
現在のパソコンではHDD500GBや1TBなどの大容量のハードディスクが積まれています。価格でいうと500GBのハードディスク単体で約5000円ぐらいです。
他にもSSDというHDDとは別のハードディスクも発売されています。
SSDとHDDの違い
ハードディスクには2つの種類があり、一つは先ほど紹介したHDD、そしてもう一つはSSDと呼ばれる物です。
基本的にSSDの役割はHDDと同じです。しかし、いくつか性能面を比較するとHDDとの違いが明確に見えてきます。大雑把にHDDと比較すると……
・読み書きが早い(アップロードやダウンロード時間、起動時間など)
・衝撃に強い
・HDDと比べて静か
などのメリットが挙げられます。デスクトップはともかく、ノートパソコンなど持ち歩きするデバイスではかなりのメリットになります。
マイナス点としては、HDDよりも高価です。外付けHDD500GBが約5000円なのに対して、SSDは同じ容量で2万円近くします。
その為、多くのパソコンでは基本的にHDDが搭載されてあます。もし容量が足りなくなったら、外付けHDDという物で増設可能です。(外付けなので、スペースがとられる)。又はパソコン購入前にカスタマイズしてもらい、パソコン内部に直接増設する事も可能です
また最近のゲームPCでは最初の時点でHDDとSDDが最初から搭載されている場合もあります。こちらも購入時にカスタマイズを依頼すれば外付けハードディスクを買わずに済みます。
もし3Dソフトなどを用いた重たい作業、ゲームなどをプレイする場合はHDD/SSD以外のパーツも重要です。特にグラフィックボードなどはゲーミングpcなどには欠かせない部品です。詳しくはこちらもどうぞ。
さらにCPUなどパソコンの核となる部品について詳しく知りたい場合はこちらの記事も合わせてどうぞ。分かりやすいように解説しています。