3Dソフトなどを使う重たい作業、ゲームなどをする場合、グラフィックボードと呼ばれるパーツが必ず必要になります。
このグラフィックボードの役割を大雑把にまとめると、
- 映像出力
- 画質の綺麗さ
- ヌルヌルで滑らかな動き
- 重たい3Dソフト、動画編集での活用
などの性能を兼ね備えており、高性能パソコンを買う上では非常に重要な部品の一つです。
またデスクトップpcであれば、個人でより高性能なグラフィックボードを単体で購入し、取り付けてカスタマイズすることも可能です。
ノートPCのグラフィックボードと増設
一般的に、このグラフィックボードは映像出力の要でもある為、このパーツがなければpcゲームや3Dソフトなどの使用は出来ないと考えた方がいいです。
デスクトップpcならグラフィックボードを追加購入でカスタマイズする事もできますが、ノートパソコンは拡張性がない為、カスタマイズは出来ないと観た方がいいです。
その理由としては、グラフィックボードの増設はマザーボードと呼ばれる部分に新しいグラフィックボードと古いグラボを付け替える作業が必要になるのですが、ノートパソコンではそれが出来ません。
ノートパソコンの場合はそのマザーボードと呼ばれている部品にグラフィックボードが元からくっ付いている為です。
これがノートPCではカスタマイズができない最大の理由であり欠点でもあります。ノートパソコンの様にマザーボードとグラフィックボードが一体になっている物は、どうしてもデスクトップに比べて性能が劣るケースが多いです。
つまりノートパソコンで重たい作業やゲームをするなら、最初から高性能なグラフィックボードを積んだノートパソコンを選ぶか、又は高性能なデスクトップPCを選ぶ必要があります。
もちろんグラボだけでなく、HDDなどのパーツもパソコンの性能をフル活用するのであれば、重要なポイントになってきます。
オススメのグラフィックボード
グラフィックボードの主流は主に二つの会社から出ています。
- NVIDIA社のGeforceシリーズ
- AMD社のDADEONシリーズ
この2社のグラフィックボードは性能的にはそれほど差がある訳ではないのですが、どちらかと言うとNVIDIA社のGeforceシリーズの方が利用者が多い様にも思えます。
そんなGeforceのグラフィックボードには様々な種類が発売されています。
「GTXシリーズ」と言うものが主流です。現在では「GTX1070」と言う表記を見た事がある人も多いと思います。
軽く説明すると、
- GTX 1080 ti
- GTX 1080
- GTX 1070 ti
- GTX 1070
- GTX 1060
といった具合に、数字が高ければ高いほど高性能なものになります。ちなみに現在最上位のGTX 1080 tiはグラボ単体で10万円近くの価格です。
その為少しランクを落としたGTX 1070 tiなどの方が人気があります。ゲーム目的なら1080でなくとも十分に高画質で遊べるレベルです。
なので価格、性能を重視するのであればオススメは「GTX 1070 ti」です。これを選んでおけば、まず問題は無いでしょう。
PS4とグラフィックボードを比較
パソコンの最新モデルが「GTX 1080 ti 」に対して、PS4の性能は「GTX660 ti」ぐらいだと言われています。
この数字を見ただけでもPCのグラフィックボードはコンシューマ機のさらに先を行っているのが判ります。
言い換えればGTX 660 tiぐらいのグラボを積んだPCを買えばPS4ぐらいの能力は出せると言うことですが、最高の環境を整えるのであれば、やはりそれ以上のグラフィックボードは必要になります。
恐らくPS5が発売されたとしても、このGTX 1080 tiに及ぶことは無いかと思われます。
結論としては、パソコン用途によって選ぶのが一番ですが、オススメはやはりGTX1070、もしくはGTX 1070 tiが一番性能、価格共に無難かと思います。
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