CPU=処理速度/サクサク作業
ゲーミングPCに関わらず、パソコンの要となるパーツはこのCPUです。
このパーツが低性能だと、作業中に動作が重くなったり、起動するまでに時間が掛かったりします。
逆にこの部品を妥協せずに、高性能な物を選べば、よりスムーズにサクサクと作業を行う事ができます。
「core i 5 」などと表記された文字を見たことがある人も多いでしょう。それがまさにCPUという部品です。
よくパソコン本体にシールで張り付けてあったり、店舗で商品と一緒に記載されています。
この「core i ~ 」というシリーズはインテル(Intel)という会社が販売しており、ほとんどのパソコンに入ってるかと思います。
core i シリーズの違いとオススメ
現在このインテル社から発売されているCPUをざっくり書くと、
「core i 9」←最上位モデル
「core i 7」←高性能ゲーム、PC作業も問題なくできる
「core i 5」←バランス型、一応ゲームも可能
「core i 3」←ネット、メールは楽チン
などがあります。
基本的に高スペックゲーム、3Dソフト、動画編集などには「core i 7」が最も最適です。
逆に「core i9」は本当にプロ向けです。高性能なゲーム、作業でも本来の能力を使うことはほとんど無いらしいです。
なので、高性能ゲーミングPCにとって最適な価格、性能は「core i 7」で間違いないでしょう。
少なくとも最低限のゲーム、3Dソフトなどで作業がしたい場合は「core i 5」以上は選ぶべきです。
また、これらの目的でパソコンを選ぶ場合、グラフィックボードと言うパーツも重要になってきます。
何世代目のcoreなのかを確かめる
「core i7」と言っても、そこからまた何世代目のcoreなのか区別されています。
例えば、core i7 の最新モデルは「core i 7 8700k」、core i5は「core i5 8600k」、core i3は「core i3 8350k」
と言う様に細分化されており、それぞれのシリーズで最新バージョンのcoreが一年に1〜2回発売されています。
現在は文字通り第8世代のcoreまで発売されています。もちろん最新の物であればある程、性能は高いです。
後は用途によってcore i5 なのかi7なのかを選ぶだけです。
(注)CPUとメモリは別のもの
よくCPUとメモリの区別が付かないと聞く事がありますが、この二つは別物です。
先ほど書いた通り、CPUは処理速度に関係し、作業をよりスムーズにサクサクに動かす性能があるのに対し、メモリは様々なソフトを同時に立ち上げ使用する機能があります。メモリも容量が大きければ大きいほど、作業を安定して行う事ができます。
しかしCPUでの作業処理はメモリと連動して行われます。ハードディスクからのデータを一時的にメモリに置き、CPUで処理(読み込み)を行います。少々ややこしいですが、下の記事にまとめてあるので、こちらもどうぞ。
ついでにハードディスク(HDD,SSD)について基礎的なことを知りたい方はこちらもどうぞ。